熟女・いいひと・ターミナル

 土曜日
屋外での稽古。木にぶつかったり、剥がれかかったプラスティックの敷物に引っ掛かって転びそうになったりした。
早めに解散になったので、そのまま実家に帰る事に。乗り換えの池袋駅で親子カレーを食べた。美味い。しかし、今の私には辛すぎた。
帰りの電車内で、借り受けた「銀と金」(1〜5巻)を読んだ。やばい。現代の錬金術師たち。涙を流す時の効果音”ボロ…”が何故か印象に残った。
帰宅後、風呂へ。アパートではシャワーで済ませてしまうので、湯船に浸かるのは久しぶりだ。一息つくと同時に「ターミナル」という単語が口を突いて出た。なんだろう。
銀と金」を読み終えてしまったので、ダンボールに押し込められていた「いいひと。」(全26巻)を引っ張り出してきて読んだ。
 日曜日
朝4時に寝て、夕方4時に起きた。「いいひと。」の続きを読み、肉を食べ、「いいひと。」の続きを読み、寝た。
 月曜日
昼頃、印鑑を作りに高崎へ。判子屋へ向かう途中、白地に黒で「熟女」という文字と電話番号だけが書かれた貼り紙が、電信柱に張られているのを見た。あれに電話をかけるというのはどういうものなんだろうと考えた。考えているうちに判子屋に到着。印鑑の材質は黒水牛にしてもらった。年内に早速幾つか使う機会がある。
帰宅し、昼食を済ませた後、少し休んでから東京へ。その後は、実家にいる時以上に何もしなかったような気がする。