実家に帰るという事

 31日
ゆっくりと起きて、ゆっくりと実家へ。到着後、ゆっくりとした。とろろそばを食べたら喉が痒くなった。ゴマの風味も強すぎた。
 01日
早朝、近所の寺に挨拶へ。寺の息子である中学時代の同級生と再会。それから神社へ初詣。帰りに、毎年恒例の”本やCDをひとつ買ってもらえる”という謎のイベントを行う為に、書店に寄った。今年は110円のアイスを買ってもらった。本屋の外の自販で。ついでに自費でマキシマムザホルモンの『糞盤』と、お年賀用の品を購入。
帰宅後、出し忘れていた年賀状を出す為に、郵便局まで自転車を走らせた。その帰り、適当に散歩していたら、迷った。行き止まりで引き返す行為を、犬の散歩をしている人達に見られて苦痛だった。
夜、親戚のおじさんの晩酌に付き合った。4時間ほど、ひたすらうなずき続けた。
 02日
おじさんが飲み残した酒を引き継ぐなどして、結局朝方就寝。昼からかぽる氏宅にてキノコパーティ。豊富な種類のキノコを鍋で食した。ロボットアニメのオープニング集などを観つつ、9時頃までひたすら食べ続けた。消化する端から詰め込んでいく。「ガ・キーン」と「ダ・ガーン」は似ている。
帰宅後、別の友人と出かけた。さすがに正月だけあって飲み屋があちこち閉まっている。ちょっと高そうな店に入ったら、実際高くついた。腹一杯でなかったら大変な事になっていたかもしれない。でも全部おごってもらってしまった。
 03日
日が変わって、適当に酒を買ってその友人宅で飲む事になった。彼が最近『メタルサーガ』をやっているというので、私のメタルサーガ論を懇々と説いて聞かせた。気が付いたら彼が寝ていたので、一旦起こしてから解散。
朝5時前、帰宅。既に家人が起き出していた。風呂に入る気力が湧かなかったので、そのまま就寝。
正午に起床。少し気持ち悪かったが、腹は減っていたので、麻婆豆腐を食べた。
久しぶりに『編集王』を読みたくなったので、兄の部屋を物色。編集王は無かったが、売り払われていたと思っていた『うしおととら』と『ゼットマン』(ガンガンでやっていた方)を発見。しばし読みふけった。
気が付いたら夕方だったので、風呂に入った。風呂から出た後も、まだ少し気持ち悪かったが、腹は減っていたので、麻婆豆腐とトンカツを食べた。
食後、荷物をまとめて東京へ。手ぶらに近い形で実家に帰ったのだが、親が不要だからと何故かくれたユニクロのフリース、親戚のおじさん(晩酌に付き合った人とは別)がくれた謎の茶色い服、謎の土鍋ふたつ、昔読んでいた絵本、バタピー、燻製さきいかなどがカバンに詰め込まれていた。
そして高田馬場の部屋の近くには夜の9時だというのに路上にたむろして話し込む健康な若者達が。