4126運動を知っていますか?

 水曜日
実家に向かう為に駅へ。なかなか電車が来ないので、「味彩」にて食事。ここではラーメンを置いている厨房と、うどん・そばを置いている厨房が分かれている。私は春菊の天ぷらのうどんを食べた。
ラーメンの方の人「醤油、醤油、味噌、醤油」
うどん・そばの人「醤油、醤油、醤油、味噌。こっちまで聞こえるよ。醤油、醤油、醤油、味噌…」
 木曜日
夜、初めて自室にGが出現。新聞紙をふんだんに使って棍棒をこしらえ、机の裏に隠れた奴を探索。Gは面白いように自分の思惑通りに動いてくれて、あとは一撃を食らわせるだけという状況。しかし奴はカーペットの上。カーペットが飛び散ったハラワタで汚れるのが嫌だな、と思ったので、奴の予想進路上にメモ用紙を置いた。
「これが(紙の上に差し掛かるG)」「死の(棍棒を振りかぶる私)」「エメス・タグ!※(砕けるG)」
と、自然に声が出た。
サガフロンティアに出てくる装飾品。石化耐性。
 金曜日
車に乗って東京へ。ワゴン車は揺れて怖い。帰宅すると郵便物が届いていた。明日から行く、熱海・伊東・小田原の旅行の”旅のしおり”だった。
 土曜日
午前0時過ぎ、世界氏からカラオケの誘い。五反田にて朝5時まで。
それから部屋に戻り仮眠。9時前まで。上野駅に行き、2人と合流。軽い吐き気を堪えながら車(レンタカー)は渋滞の17号線を緩急つけながら走り、14時頃には熊谷に到着。この日は前夜祭という事らしい。最後の1人と合流して計4人に。
今では無料になった旧有料道路を走り、山の中に最近出現した巨大ショッピングセンターへ。同行者の一人は、ここの開店日にたまたま立ち寄り、第一号の客になったそうだ。その時買ったという38円のアイスや、熱海等で使用する海パンなどを購入。
熊谷市街地へ移動し、「ステーキのどん」で遅い昼食。今日の前夜祭は"1day2steak"がコンセプトなのだそうだ。
昼間の雨の影響で、熊谷市の花火大会は中止になってしまった模様。しかし其の分、スケジュールに余裕ができたので、軽く仮眠なども取れた。
熊谷に来る時には何故か高確率で入る「天然温泉湯楽の里」に、やっぱり入った。フルーツ牛乳を飲むなどしてリフレッシュ。
準備を整え、出発。出発に際して、サンハトヤの15秒CMのみを収めたDVDを3〜4回鑑賞。皆の気分高揚に一役買った。
とりあえずの目的地は大宮。道中、ジョニワンゲーム(ジョニーワンワワン)で盛り上がる車内。ジョニワンゲームとは、一人が”ジョニー”と言った後に、もう一人が”ワンワワン”と言い、それを繰り返して、先に”もういいや”と言い出した方が負けという、単純明快な2人用ゲームである。ジョニーよりもワンワワンの方が言い辛いなどという意見も出た。
大宮到着後、「ふらんす亭」で2steak目を食し、それからカラオケ。予め用意してあった替え歌などを歌う。小学校のバス旅行を彷彿とさせた。ここは1時間ほどで撤退。帰りに福引を引かせてもらい、ポケットテッシュを当てた。
 日曜日
夜の高速道路を走り、朝4時には小田原到着。小田原城を守る象のエレさん(本名、梅子)に早朝から会いに行く「モーエレ」なる行為を敢行。当然というべきか、エレさんは影も形も見えなかったが、エレさんの声と匂いだけは感じられた。
夜明け後、熱海到着。なんとか駐車場を確保した後、一旦仮眠。
起きた後、熱海秘法館へ。中では苦笑いの連続だったが、それなりに堪能できた。館内では浦島太郎をモチーフにしたAVが流れており、皆で、劇中で太郎が演じて見せていたアクロバティックな体位を真似て写真を撮るなどした。
熱海城の近くにある、某2時間ドラマのロケに使われたレストランを眺めた後、港に移動し、食事。ここではアジのタタキ丼を注文。
食べた後、伊東に移動。車内ではヘッドレスト喪失事件なども発生したが、無事に解決して、到着。そのまま真っ直ぐ、今日の宿泊地であるハトヤへ。
先ず目につくのはハトヤ消防隊の消防車(車検切れ)。ここだけ時間が止まっているかのような風情。
部屋に移動。予約していたのは露天風呂付きの旧館の部屋のはずだったが、何故か新館最上階に案内された。でも景色が良いので、まあいいか、と、皆で納得した。
早速温水プールへ。狭さ、その他諸々に愕然としたが、”水中だるまさんが転んだ”をするなどして楽しんだ。そして風呂。そして食事。バイキング。食堂にはカメラマンがいて家族連れなどをカメラに収めていたが、私たちは一瞥もくれられなかった。
その後、浜辺で花火をする予定だったが、睡魔に負け就寝。21時。
 月曜日
朝食もバイキング。荷物をまとめてハトヤを出る時、ハトヤ消防隊の消防車のナンバープレートが4126なのに気付き爆笑。ついでに消防車前で記念撮影。
適当な海の家に落ち着き、浜へ。海にはプールとは違う楽しさがある。そして怖い。やはり波打ち際が一番楽しい。軽いポロリがあり、それを目撃していた幼女に笑われた。
海は適当に切り上げて、今日の宿、サンハトヤに移動。ここでも景色の良い上層の部屋。早めの予約が功を奏していたらしい。幹事に感謝。窓際には大量の鳩が群がっていた。窓を開けると、中にまで入ってきそうな勢い。ハトヤ名物ハトまんを貪るサンハトヤの鳩。
回遊プールでは、スライダーを利用した一発芸を競い合いあったり、望遠鏡を使って、船上でアクエリアスを飲むおじいさんを観察したりした。昨日のカメラマンもいた。
それから海底温泉。5年ほど前に行った海底温泉が余りにもショボ過ぎたので、実はアレは偽物だったのでは?という疑惑が浮上し、それを確認するのが今回の旅の目的でもあった。それで、結果5年前と一緒だったわけだが、まあ分かっていた事なので、普通に入った。日焼けにお湯がしみる。
夕食はディナーショー付き。美川憲一のモノマネで名を馳せるCHAPPY、トランポリンショーなどを楽しんだ。ショーのフィナーレで、ハトヤのテーマと共に現れた鳩の群れに一同興奮。
食後、眠気を跳ね除けて海岸へ行き、花火。強風の為になかなか火が付かず、軽く苦痛だった。なんとか殆どの花火を消化して戻った。
 火曜日
朝はやはりバイキング。食後、大浴場でさっぱりしてから帰り支度。チェックアウト後に土産を物色し、それから駅へ移動。レンタカーを返却し、電車で再度小田原へ。
エレさんとの初めての接触。今回の旅最後のエレさん、「ラスエレ」でもあるらしい。とりあえず、疲れたので、エレ近くのベンチで昼寝。昼寝後、新幹線に乗って東京へ帰還。新幹線はすごく速く景色が流れて面白い。東京駅まで向かう皆と別れて、品川で下車。
夜、高田馬場から車に乗って群馬の実家へ。途中、かなりの雨に。夜の高速道路+雨で軽く死を感じたが、なんとか切り抜けた。
帰ると、親戚夫婦が来ており、酒を飲んでいた。そして私も酒宴に参加。
 水曜日(2)
墓参りなど。
 木曜日(2)
昼くらいに東京に到着。一息ついてから、池袋のサイゼリアで朝から飲んでいる人たちと合流。これからどうするかをジャンケンで決めた結果、解散という事になり、駅に向かう途中、カラオケ屋が見えたので、そこに入った。
その後、大型銭湯に行くというので、同行させてもらう事にした。電車内で急にスクワットを始める人や、諸手を挙げて何事かを叫びながら駅前を走る人を見て少し不安な気持ちになった。
コンビニで烏龍茶と剃刀を購入。烏龍茶で洗いながら髭を剃った。余った烏龍茶にウィスキーを注ぎ、それを飲みながらどこかへ移動。
銭湯内には軽い異世界感が漂っていたが、それは自分自身のコンディションによるものだったのかもしれない。食堂でビールや食べ物をご馳走になり、気が付けばタクシーで運ばれ、よく分からないうちに布団に倒れた。
深夜、「酷い、酷い」という声がしたので起きてみると、劇場版「ふしぎの海のナディア」がテレビに映っていた。そして、まどろみながらも、その酷さの片鱗を味わった。
 金曜日(2)
午前中にナインず氏が来るという事なので、高田馬場へ。明日の予定の打ち合わせ的なものを行った。香港土産の即席麺を貰った。
夜、洗濯用の洗剤を取り出す為に流し台の戸を開けると、Gの死骸が転がっていた。部屋は既に戦場だったらしい。知らない間に勝っていたのはワイパアワンGが効いていたからなのだろうか。とりあえず、そのまま戸を閉めた。