古き神々

 土曜日
仕事帰りの山道、車を走らせていると、道路に居た黒い者が慌てて斜面を駆け上るのが前方に見えた。熊に見えた。子熊か、猪か。
電車で川崎に向かい、カラオケ。想定外の持ち込み可という事態に動揺する一行(6人)。そして発狂。
 日曜日
狂い疲れて朝5時半。電車でオウチに移動。既に家人が起き出しており、混乱とカートゥーンの中で眠りへ。
そして夕方5時。再び川崎。今度はライブ。『OUTRAGE 20th Anniversary LIVE』。チッタは大変な所だと思った。周辺の異世界感も凄いし、会場のスピーカーもF91のバックパックみたいで凄いし、大きな会場に人間がスシ詰めで凄かった。
実は初めて見るANTHEM。初めて聴くANTHEM。良いものだった。知ったのはOUTRAGEと同じ頃だったはずなのだけれど。今までは縁が無かったのだろう。
そして久しぶりに見るOUTRAGE。初めて見るOUTRAGE。3人のOUTRAGEも格好良いが、4人のOUTRAGEは凄まじい。CDでしか知らないはずの声だけれど、懐かしく感じた。回春した。
オウチに帰宅後、仕事が仕上がらなくて可哀想な人と、仕上がりを終電過ぎまで待たされて可哀想な人を横目に、パッと見たところ可哀想でない人の寝息を聴きながら、可哀想な狐と可哀想な男の物語を読んだ。『ごん狐』。同作者の『うまやのそばのなたね』にも心動かされた。
 月曜日
昼過ぎまで惰眠を貪った後、池袋駅前の飲み屋で家人(XY染色体)と酒。そしてカラオケ。途中、なべっちから戦闘中にラーニングした歌を歌う祭りなどが発生。混乱を極めた。
夜に予定していた会合に時間が食い込んだ為、そちらは顔を出す程度で解散。それから家人(XX染色体)と酒。しかし昼間の無理がたたり、殆ど酒は進まず。
 火曜日
日が変わってから帰宅。そして頭痛の為にグッスリとはならない眠りへ。
翌朝から仕事。仕事中、『エイリアン』のH・R・ギーガーがデザインを担当しているゲームの名は何であったかを考えていたら、頭上から謎のクリーチャーが降ってきて、それが腕に絡みついた為に、心が絶叫した(答え、ゲームの名=『ダークシード』、謎のクリーチャー=蜘蛛の巣のなれの果て)。