才能の暴走

 田舎は、とりわけ山は、良い物があるものだ。プールのカッパの絵や、窓ガラスまでペンキで塗られて一色になったバスなど。あと看板の類。恐ろしい力を感じる。
 今日は流産の末に死んでいるものがいた。ズルズル。重い。そういえば、昨日は肛門から腸がはみ出ていたものもいた。イメージとしては、尻から腐りかけの林檎の実が生えている感じ。
 先日畜生共の霊を慰めたわけであるが、今日はその清めという名目で酒。寿司屋にて。さすがに豚料理は無いようだ。魚類は哺乳類よりも劣っている生き物だから大丈夫という考えなのだろうか。
 何故か置いてあったダチョウの肉を食べた。馬のような味。ダチョウの蹴りは3トンの重さを持ち、獅子をも斃すという。凄い。でも鳥類は生物として劣っているから食べてしまう。
 帰りは人の車の後部座席に。ナタデココが美味しい。