夕飯はシチュー

 個室に入れられていた雌豚が、鉄柵と床の隙間に頭を入れてしまい、抜けなくなって、死んでいた。
 随分もがいたのだろう。首と尻の皮が破けているほどだった。どのくらいの時間そうしていたのだろうか。
 ウェっと舌を出していた。隣の雌豚は餌を食べていた。
 昨日も今日も夕飯はシチュー。