グリーンなグリーン

 金曜日
昼は黄色いカレーとつけ麺。玉葱を噛めるというのは幸せな事である。煮込まれた豚肉に焦げを見つける事も。
家で一息ついて、東京へ。翌日の花見に先んじて酒でも、という事でなべっちと会う約束。
中野でライブを見てから花見会場である日暮里に移動する予定だったのだが、「ライブに行かなくてもいいような気がしてきた」という彼の言葉により、とりあえず池袋で待ち合わせる事に。
先に着いたので、東急ハンズであれこれ物色。8階がにゃんにゃんふれ愛ランド的な施設になっている様子だったので行って見ると、造り物のにゃんにゃんしかいなかった。でもウサギがいた。可愛い。フロアをよく見ると、にゃんにゃん的なスペースはちゃんと隔離されて、在った。しかし有料。
ハンズを出て目薬を購入。それを注そうとすると、家人2から電話。仕事が残業になって家人1も残業なので家人3を見てくれ、という話。
わんにゃんが金で取引されている店の前で幼女の受け渡し。とりあえず焼鳥をグイッのビールをキューッとやりながら人々を待とう、と思い、店に向かうと、その手前の回転寿司屋に幼女が反応。魚を食べたいと言う。仕方なく寿司屋に入り、幼女の指示するままにタマゴとカッパを注文。魚を食べたいんじゃないのか。
茶と寿司で乾きと飢えも癒えてしまったが、座敷でゴロリとなりたかったので、串焼きの店へ。
ほどなくしてなべっちと家人1が到着。今後の人生やバハムートラグーンについて話した。
家人1と3が帰ったので、なべっちとブルーシートを買う旅に。近くのドンキホーテ。酒を片手に謎のサングラスも購入。
 土曜日
日暮里にいた。夜の墓場にブルーシートを開放。これで使命は果たしたとばかりに、カラオケ屋に移動。適当に歌ったところで、寝よう、と合意し、店員に呼び出されるまで。
朝5時。酒とおでんを買って先程のブルーシートまで。漫画の話とおでんを肴に飲酒していたが、7時くらいに寝。しかし寒くて寝付けない。なんとか寝ようと頑張っていると、家人1〜3が到着。気がつくと時計は正午を回っていた。5時間も震えていたのか?と思うと、不思議な気持ちになった。それは嫌な気持ちではない。
体力が底をついた状態で花見開始。次第に人が集まっていき、記憶も、体も、壊れていき、それでも人は集まっていき、気がつくと真っ暗闇の中で震えていた。
 日曜日
自分を含めた5人が残っていた。日が変わる少し前から朝5時までカラオケ。すなわち5時間は寝られた。そして解散。この日も花見は予定されており、私は墓場で暮らすつもりでいたのだが、あったかい布団とぽちゃぽちゃお風呂の誘惑には勝てず、オウチへ。道中はファイナルファンタジーについて話した。
さて寝るか、というところで『ギャラクシー銀座』1巻を手渡されたので、読んだ。半分あたりまで読み進めたところで気持ち悪くなってきたので、寝た。
起床後、ギャラクシー銀座の続きを読み、幼女と風呂に入り、寝た。
既に午後。体力は相変わらず底だったが、再び日暮里。暖かい日差しと冷たい風。伝説の防寒用具カサカサ(内張りのある高級ヴァージョン)をお借りし、寝た。
寒さもあって早々に撤退。一部の人間でカラオケへ。今思えば3日連続のカラオケである。恐ろしい。2部屋に別れ、私のいる部屋は童謡・唱歌縛りに。部屋を移ると、そこでアニメソング縛り。もう一方の部屋も同時にアニメソング縛り。
適当なところで解散。私は群馬。
 月曜日
パイプ椅子に座って寝ていたら、右股関節が痛くなった。