神田行(東西)

 土曜日
素面で東京行き。
道中、件の携帯漫画サイトで山本貴嗣の『ヒナコ!!』を少し読む。氏がメタルマックスに関わっていると知る前に読んだ唯一の作品(と言っても途中の1話だけだが)。昔うちに何故か一冊だけあったアスキーコミックに載っていたのだ。他には御祗島千明の『真・女神転生』(巻頭カラー)とか、馬頭ちーめいの漫画とかがあった気がする。まだ読み進めている途中だが、面白い。単行本欲しい。
灼熱の児童公園で稽古。太陽に灼かれた砂が素足を焼く。素足で動き回っても怪我をしない事実に、子供を気遣う公園管理者の姿を浮かべて良い気持ちに、という錯覚。心臓に蹴りが直撃。
別の児童公園に場所を移し、一般市民がファンタジー世界の怪物相手にどこまで戦えるかという論議。警察官はオークくらい倒して貰わないと困る。
幼女とその父母と共に電車に乗って神田へ移動。車内を抜ける風が涼しい。
家が近い重篤さんと合流し、昼から酒。幽鬼ガキが出そうな一角の酒場にて。
適当に店を出て、前回立ち寄れなかった靴屋に寄った。元寿司屋のあーけ氏に上等なニューバランスを握って貰った。が、指定の色が無いので後で送るとの事。
お茶の水で飲み直し。何か暴言を吐きまくっていた様な気もするが、知らん。適当なところで、私はライブを見に東へ。幼女とその母は北へ。そして、その父と重篤さんは二人の夜を更かしていった。
小岩で、GOD FULL DENTORS企画『kiete nakunare』。マシリトを見るようになってから知らないバンドのライブをたくさん見られて良いなぁ、と思ったら、半分は見た事あるバンドだった。いい意味で世界が狭い。
電車に乗ってさようなら。盛り沢山な一日だったが、どこか物足りないのは、あちこちバタバタ忙しく回っていたからだろうか。まあ。こんなのも悪くないが。
 日曜日
仕事。雨で道が川。全てが終わった後、空の色が怖くなった。