えぐれて

 土曜昼に起床。午後一時から稽古があったのだが、少し寝坊した。現地に到着した時点で遅刻していたのだが、空腹のまま動いても、直ぐに腹が減って力が出なくなるだろうと思ったので、5個入りのパンを購入し、歩きながら3つほど詰め込んだ。
 稽古後、王将で痛飲。作り物の神を奉りながら、ビール祭り、レモンハイ祭り、キムチ祭り、餃子祭り(gyo-za kamui!)などを催した。しかし必ずドラゴンボールの話になるのは何故だろう。
 DIE YOU BASTARD!企画、男祭りがあった為、6時過ぎには高円寺に到着。しかし開場まで1時間ほどあるらしく、とりあえず買ってきた発泡酒とチュウハイを空けた。
 その後スーパーに買出しに行ったりしつつ飲んでいるとGUILLOTINE TERRORのライブが開始した。気分を盛り上げる為の酒というなら、この時点が最も良い塩梅であったと思うのだが。その後酒屋に買出し行ったりしつつ、やがてDIE YOU BASTRD!のライブ開始。
 2年前、私がまだ大学生をやっていた時の話だ。某旅サークルの勧誘活動をしていた私たちはある一人の後輩に声をかけた。彼は丁寧に自宅の住所など、詳細な情報を提供してくれた上に、初遭遇時から計りしれないインパクトを与えてくれていたので、皆で彼の家まで行ってみようという話になった。まだ正式に加入してもいないというのに。そこで脱いだのが思えば初だったかもしれない。
 しかしライブで脱ぐようになるとは思わなかった。いや、脱がされた事はあったか。思えばあの日もDIE YOU BASTARD!が出ていたが…。
 気がつくと中央線に乗っていた。何故か三鷹の辺りにいて、新宿方面に向かっていた。電話が来たので少し会話。メタルサーガの敵の体力ゲージは要らない、という事で落ち着いた。未だに状況は飲み込めていなかったが、寝ていれば新宿辺りまでは行くだろうと、再び眠りについた。
「終点、中野です」
中野で電車が終わっていた事は私に絶望感を与えなかった。ごくなめらかに指が動き、中野に住む友人の電話番号を押していた。彼は2年前の全裸仲間でもあるのだ。しかし出なかった。
 2度程彼の家まで行った事はある。途中、喉が渇いていたので、オレンジジュースを購入した。しかし、体が受け付けず、適当に撒きながら歩いていた。やがて奇跡的に到着。彼の家の近くにある呑み屋が目印とならなければ、永遠に中野を彷徨っていただろう。彼の部屋のドアを叩いた。しかし反応が無い。もう一度電話。今度は応答があった。部屋にいるらしい。今叩いたドアは隣の部屋だった。無人らしいが。
 中に入ると先客がいた。家の主人が、寝息が聞こえないので死んでいるのではないかと疑っていたので、私が確認してみた。生きていた。というか、知り合いだった。熊谷の人だが、そういえば今日は東京に用があると言っていた。その後少しして就寝。
 友人の出勤の為、9時起床。お土産に、GRUESOMEのCD、福井の嵬峨と解毒のCDR、BLEED FOR PAINのLP、MURDER STYLEのステッカーを貰った。
 帰宅すると、メールが届いていた。今日、友人が来るという。この日は昼からカレーを作ろうという計画であったが、二日酔いと筋肉痛とアザと切り傷の痛みでそれどころではなかった。土曜の昼に買ったパンの残りを頬張りながらメタルサーガをやる。どの体勢になってもアザが圧迫されて痛い。やがて友人が来て、夕方には帰った。洗濯と夕食の準備をする必要があったが、そのままメタルサーガに没頭し、結局朝の3時に洗濯完了、4時にカレー完成。今から食す。
 ●メタルサーガの感想等●
各賞金首についてなど書こうかとも思ったが、あまりに進みが早すぎたので、辞めておく。おいおい思いついたところから書くかもしれない。