夏らしい日

 昨日の昼から今日の昼間まで実家に帰ってきた。親戚の葬式兼、前倒しの初七日だったのだが、何故かあまり悲愴感のない葬儀だった。淋しいが、それほど悲しくはないというか。多分親しさの度合いはあまり関係ないのだろうと思う。長くないのは知っていたし。勿論、病気の本人も家族も辛かっただろうとは思うが。
 自分は短くても120くらいまでは生きると常々言っているが、死は楽しみでもある。まさに老後の楽しみ。一番最後のとっておきだ。どうなるんだろ。
 葬式というと夏、というイメージがあるのは、多分お盆とイメージが被ってるからなんだろう。そういえばご先祖様に線香あげるのを忘れていた。なんて事だ。
 自分の部屋は姉に占拠されて模様替えまでされていた。エロ本の配置まで変わっている。なんて事だ。私が昔作った銅版画が飾られていたりとか酷い。粘土製の頭像とか。
 実家の素晴らしいところは、リポビタンDが無限にある事。土産に数本貰ってきた。帰りは東京に住む叔父の車で高円寺まで。昼の高円寺は久しぶりな気がする。
 聖衣作りは進まない。なんで小中学生の時に作らなかったんだろう。工具も材料も豊富に揃っていたというのに。