ノロイ

 今日は、バイト後の時間を3時間もブックオフの立ち読みに費やしてしまった。しかし帰宅してからやっている事は普段とあまり変わらない。いかに普段スカスカな時間を過ごしているかが分かった。無駄とは言わないけれど。
 ふと部屋の入り口の戸を見ると、紙切れが挟まっていた。隣人からの苦情の手紙かと思ったが(かつて隣人が大家に宛てた呪いの言葉が書かれた紙を廊下で発見した事がある。それは今のこの部屋に引越して来た日だった。大家がそれを見つけ、黙って読む姿を後ろで見ていた。それを書いた人物は私の部屋の左右に住むどちらかの方なのだが、未だにどちらか分からない)、大家からのようだった。
「12月〜1月の水道代¥513」
隣人からでなくて良かった。というか水道代は家賃込みじゃなかったのか。