地対空丼

 元旦である。主に斧で合板を叩き割るなど。
 夕飯は主に揚げたてのヒレカツなど。廊下を歩いていると、祖父の「やっぱり揚げたてでないと駄目だ」などという声が聞こえてくる。しかし色々あって冷めたヒレカツを食べる事に。レンジで温めようかとも思ったが、ころもがフニャフニャになるのが嫌だったのでそのまま食べた。冷めても旨いのは、素材と揚げ方によるものか。夕飯の終盤、半分に割った煮卵とヒレカツが載って鶏の唐揚げが内部に潜んだご飯にトロロと醤油がかかっている謎の丼を食べた。謎の美味さ。