クライムカントリーにて

 ハクビシンさん的なものを遠くに見た。トコトコと横切っていき、しばらくすると、口に何かを咥えて、また逆方向にトコトコ。こんな時期に餌にありつけて良かったですな。とはいえ、もう春か。
 もしかしたら世界が核の炎に包まれてモヒカンが闊歩する世界がやって来ないかもしれない…。一時はそう考えもしたが、ここ数年のゴタゴタを見るに、やはり世界は核の炎に包まれてモヒカンが闊歩するのだろうな、と思い直した。ゴタゴタというのは、もちろん自分自身とそのごく周辺における起伏についてである。自分の人生の流れを見る事によって、世界の流れも見えてくる。見えたのが核とモヒカンである。事実、モヒカンは今でもよく見る。
 来るべき終末に向けて、各々がその準備を進めねばならない。身体を鍛えるも良し、念仏を唱えるも良し。武論尊先生の預言書を改めて精読する必要もあるだろう。例えば、これは意識しての事ではないが、今日の夕飯はそばとスパゲティナポリタンだった。この思い出は、困難を克服するのに、なんとも心強いではないか。
 これも準備の一つと言えるだろう。サイボーグ化が一段と進んだ。ニコリと笑うと銀歯がキラリ!