自衛隊駐屯地前にて

 通勤中、
「○○(人名)さんがメールの返信の時とかに了解とかの代わりに使うのって※※(適当な語)でしたっけ?」
 という文に、適当な言葉を当てはめて遊んでいた。
 
『渡辺さんがメールの返信の時とかに了解とかの代わりに使うのってコーラでしたっけ?』
 
 別にそれほど面白くない。というか意味が分からなすぎる。シュールすぎてギャグにもなっていない感がある。しかし、渡辺さんが了解の代わりに”コーラ”を使う事を想像するのである。
 
『今日の飲み会なんですけど、場所は秀蔓で、18:00からの予約になってます。俺は遅れて行くんで、何かあったら市倉さんの方に連絡してください。』
『コーラ。』
 
 「コーラ。」とだけ書かれた携帯電話の文章欄を想像して頂きたい。
 ここで重要なのが、元々面白げな単語を使うと面白くなくなる、という事である。例えば、”トンヌラ”等がそうだ。
 しかし例外もある。
 
『やっぱりそうなんですか。じゃあ、俺は野菜だけ買っていくから他のはお願いします。』
ネオエクスデス。』
 
 野菜以外の全てをお願いされた彼は、了解の代わりにいつも”ネオエクスデス”なのである。単語だけでも十分落ちているのに、返信文としても申し分ない。
 
『今からお前んちまでいくから、出ないでそのまま待ってて』
『エビルデイン。』
 
 今朝は上記の言葉遊びで笑ったものだが、それも今では懐かしい思い出に変わってしまった。寂しい事だ。
 一昨日の夜、布団に入る時に「イミル!」という言葉を発したけれど、まるで意味がわからなかった。