ARIGATOUGOZAIMASU

 叔母が来ている。いつもならある祖父母の、風呂と夕飯の呼び出しが無い。結局、何か淋しいから呼ぶのだ。私である必要も無い。私が今この土地で暮らしているのも誰かの代わりである。私の代わりが見つかったら何処に行こうか。楽しみだ。