カモシカゼリー

 車で行く仕事場までの道、最後の10分くらいは、ほぼひらすら上り坂。仕事場の入り口前100メートルあたりには、特に急な傾斜とカーブ。曲がりの一番張っている部分からは細い砂利道が伸びていて、その手前にカモシカがいた。人間以外であのサイズの生き物が道端にいると、さすがにギョッとする。車に乗っていてカモシカと遭遇するだけであんなに驚くのだから、徒歩で熊なんかと会ったら、本当に思考が停止してしまうだろう。
 天気がいいので、傘を洗って干した。
 パックの蜜柑ジュースを飲んだら、実はそれは蜜柑ゼリーだった。